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群馬県の榛名湖と榛名神社は、
必ず行きたい観光スポットだよ！
群馬県の榛名湖から榛名ロープウェイで、山頂の榛名富士山神社まで観光した記録です。もう一つの観光スポット、榛名神社の参拝の様子もあわせてまとめています。
プロフィール
社歴28年のデザイン会社（オフィシャルサイトはこちら）を経営しています。本ブログはプライベートのあれこれを綴った雑記ブログです。特に、週末でかけた観光スポットを、記事と動画でご紹介していますので、ぜひ御覧ください。
群馬県の観光スポットとして有名な榛名山と榛名湖。
榛名山は『上毛三山』の一つです。
『上毛三山』は、赤城山・榛名山・妙義山の３つの山の総称。その一つである榛名山は、群馬県民にとっては大切な山です。
そのなかでも榛名山は山岳信仰の山で、山の南西麓には榛名神社が鎮座しています。
その榛名山の標高1,100メートルの所にあるのが榛名湖です。
榛名山の火山活動によって生まれた湖です。四季折々の植物や景色が楽しめます。
- 5月 オオヤマザクラ
- 6月 ヤマツツジ・レンゲツツジ・ハルナユキザサ
- 7月 ヤマユリ・ユウスゲ・ワレモコウ
- 8~9月 マツムシソウ・キキョウ・オミナエシ
- 11月 モミジ
榛名湖畔には駐車場がありますので、駐車場に停めて観光します。
すでに、ここの標高が1,100メートルですので、平地よりも少し涼しい風が吹きます。ただ、真夏はさすがに暑いですね。
榛名湖畔駐車場
〒370-3348
群馬県高崎市榛名湖町
車：関越自動車道高崎ICより車約60分
電車：JR高崎線高崎駅よりバス約90分
榛名観光協会 電話：027-374-5111
この日は、とても暑かったのですが、湖のほとりでは涼を楽しむ人々の姿が沢山見られました。
ボートに乗ったりベンチで休んだりと、広々とした湖を満喫できます。潮風と違って、ベタつかないところもいいですね。湖畔はとても気持ちが良いです。
また、榛名湖には『トテ馬車』という馬車があります。馬がひいてくれる馬車で、榛名観光案内所前とロープウェイ高原駅の間を運行しています。ゆっくりゆっくり歩く馬の蹄の音が湖に優しく響きます。榛名湖名物の観光馬車です。
トテ馬車
- 料金：500円～2,500円（コースにより異なります）
- 営業時間：4月～11月10：00～15：00
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湖畔を楽しんだ後は『榛名山ロープウェイ』で榛名山頂まで登ります。
榛名山ロープウェイは日本初の１５人乗り２両連結式ゴンドラです。
湖畔にある『高原駅』から『榛名富士山頂駅』まで高低差約３００m、所要時間が約３分です。あっという間ですが、ロープウェイから望む榛名湖は絶景です。『榛名山ロープウェイ』の高原駅の前に、トテ馬車の馬がつながれていました。近くで馬が見られてホッコリ。
ロープウェイ乗り場
- 営業時間：4/24～ 9:00～17:00（4月～11月）（のぼり最終 16:30）
※15分間隔で運行
＼料金などはオフィシャルサイトで／
実際には１５人乗りですが、現在はソーシャルディスタンスのため１台に４~５名の乗車となっていました。休日は少し並ぶかもしれません。
こちらが榛名山ロープウェイから見下ろす榛名湖です。
山頂である榛名山中央火口丘は榛名富士（はるなふじ）と呼ばれています。榛名富士の山頂まで、このロープウェイが通っています。榛名富士と言われるだけあって、とても形が綺麗な山です。富士山にも似ています。
榛名富士の標高は1,390メートル。
榛名湖よりも更に高い所にあるので、涼しい事を期待して登ってみました。
ゴンドラからの景色
榛名富士山頂駅
あっという間に山頂の駅に到着。
頂上からは関東平野が一望できます。天気の良い日は富士山やスカイツリーも見えるそうです。この日は、少し曇っていて視界がはっきりしませんでした。でも、下の榛名湖よりも涼しかったです。
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榛名富士山神社は明治４２年に榛名神社の末社となりました。その後、昭和３９年には、現在の場所にコンクリート製の社殿を建立しました。
榛名富士山頂駅前には祈願した絵馬が並んでいます。
榛名富士山神社は縁結びやお産の神様なのだそうです。そのため、良縁を祈願しに多くの方々が訪れます。
御由緒は不詳ですが、富士山に似ているため榛名富士と呼ばれる山なので、浅間神社と同じ神様が祀られたと思われているそうです。
早速、榛名富士山神社に歩いて向かいます。山頂駅からは１本道なので、ほとんど迷わず向かえます。看板が示す細い道の方へ入ります。
ゆるいカーブを曲がると階段がみえてきます。長い階段ですが、さほど急な階段ではないので、それほどキツくはないです。ここから数分ほど歩きます。山の上なので空気が気持ちいい！
すぐ、鳥居が見えてきます。
緑に囲まれていますので、時々ひんやりとした風が吹いて気持ちが良いです。
榛名富士山神社の鳥居が見えてきました。さらに階段を登ります。ここからは少し狭い階段になります。右ルートと左ルートがありますが、行きは左ルートで帰りは右ルートで戻ります。
左ルートを行くと階段の途中に左に折れる細い道があり、石長姫大神・榛名富士大神などの碑がありました。
もうすぐ山頂です。人も少なく登りやすい階段でした。
山頂に着くと榛名富士山神社が見えてきます。小さな社ですが、とても綺麗です。
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榛名富士山神社
山頂の広場には、ここから見える山々が解説されています。
湖よりも、さらに涼しいので、しばらく休憩。
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榛名富士山神社での参拝を終え、下りのロープウェイに乗って、再び榛名湖に戻りました。
山頂と比べると少し暑さを感じますが、湖から時折吹く風が気持が良いので湖をぐるりを周る事に。
榛名湖周遊道路は全長約５.４kmです。榛名湖を囲むように、ぐるりと一周できるようになっています。榛名湖は、榛名富士を中心に、天目山や相馬山、掃部ヶ岳など、さまざまな山々に囲まれています。自然を眺めながらのウォーキングがオススメです。
また、榛名湖は関東でも有数の釣りのメッカだそうです。釣りボートや観光ボートなども沢山ありますので、過ごしやすい陽気の日には榛名湖でボートに乗るのも気持ちが良さそうです。
この日は真夏だったので乗らなかったのですが、もう少し涼しくなったら気持ちがいいと思います。
榛名湖では、１月〜２月下旬の冬場には湖上で氷上のワカサギ穴釣りが、４月〜１１月はブラックバス釣りができます。また、９月１日からはワカサギボート釣りが解禁されます。さらに、７月には湖畔でゲンジボタルが観られるのだとか。夕涼みに蛍がみられるとは、なかなか幻想的な湖ですね。
また、毎年夏になると榛名湖花火大会があったり、ミュージックフェスティバルや榛名湖マラソン大会、トライアスロン大会など、様々なイベントが開催されるそうですこれらのイベントを楽しみに榛名湖に訪れるのも良いでしょう。
また、湖の周辺にはお食事ができるお店もいくつかありますので、この日はこちらで手打ちそばを頂きました。群馬県はモツ料理が名物なので、もつ煮も一緒に。
榛名湖周遊コース
小麦県である群馬県のうどんは最高。うどんつゆにしっかり絡む、コシのある水沢うどん。リピートしてます！
群馬県の特産、『やよいひめ』。様々なご当地イチゴがありますが、群馬県の名産『やよいひめ』は、甘くてさっぱりした味わいで、毎年、イチゴの季節は必ず食べます！
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榛名神社は榛名湖から車で約１０分の所にあります。
赤城山・妙義山と共に上毛三山の一つとされる榛名山の神を祀る神社で、現在の主祭神は火の神・火産霊神と土の神・埴山姫神である。水分神・高靇神・闇靇神・大山祇神・大物主神・木花開耶姫神を合せ祀る。（引用：Wikipedia）
参道入口付近に駐車場がいくつか点在していますので、車を停めて榛名神社へと向かいます。
榛名湖から榛名神社まで
駐車場から少し歩くと急な坂道の参道があります。
参道の両側には、手打ちそばのお店が沢山並んでいました。榛名神社のあたりでは、地産地消の手打ちそばで有名なのだそうです。『門前そば』を言われています。お昼時だったので、早速、地産地消のお蕎麦をいただくことにしました。
お蕎麦の太さがまちまちで、なかなか歯ごたえのある田舎そばです。なにより、お値段の安さに驚きました。８種類の前菜と旬の山菜の天ぷらがついて1,100円でした。やすいですね。
地元のお蕎麦を堪能したあとは、早速、神社の入口門をめざします。
門前そば
榛名神社の入口門までは、かなり急な坂道を登ります。
距離こそ短いのですが、少々息があがります。
神社入口の門はその歴史を物語るかのごとく神々しい佇まいをしています。神社の歴史は1,400年だそうです。人々の願いを叶えてきた社（やしろ）の年輪の美しさが感じられます。
一礼して、さらに奥の参道へと。
本堂までの参道は渓谷のような清流沿いに続き、その参道の長さは約７００メートルです。
苔むした石造りの橋を渡り、清流の流れる音を聞きながら片道１５分の長い参道を歩きます。
駐車場を出た時の真夏の暑さはいつの間にか和らぎ、ひんやりとした涼し気な風が体を冷やすようです。
すこぶる気持ちが良いです。
清流の音と一時（ひととき）の涼は、それだけで心を穏やかにしてくれます。
榛名神社は『パワースポット』と言われるそうです。
あまり、『パワースポット』という言葉にこだわりはありませんが、清流の中の静寂を感じていると、こう言われるのも分かる気がしてきます。
たしかに、体の中が何者かに浄化されるような気さえしてくるから不思議です。
ここ『榛名神社』は山岳信仰および神仏習合の霊場です。
榛名山の木々の気と榛名湖・榛名川の金の気が交わる、大地のエネルギーがみなぎる場所とされているそうです。本殿のご神体である御姿岩、双龍門の鉾岩をはじめとする岩には、大地のエネルギーが直接供給されているとされています。
確かに、清流側と反対側には、険しい岩肌が突き出しています。
これらも神々しく、神聖な雰囲気を醸し出している一つの要因なのでしょう。
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参道を歩いていると、所々で七福神に出会えます。
毘沙門天、寿老人、布袋、福禄寿、恵比寿、弁才天、大黒天をすべて見つけて歩くと、開運に恵まれそうでありがたい気持ちになります。
七福神
水琴窟
参道の途中に湧き水で手を清める場所がありました。
『水琴窟』と言います。
ここは、縁結びスポットで、社殿前でおみくじを引いてきて、帰りにここでご神水に浸すと文字が現れます。私はおみくじは引きませんでしたが、縁むすび祈願には効果がありそうですので、ぜひ、トライしてみてください。
さらに参道を奥深く進みます。
まわりの美しい景色を見ながら進むので飽きること無く歩けます。
むしろ気持ちがよく、いつまでも歩いていたくなります。
双龍門
これが『双龍門』です。
『榛名神社』を代表する門です。古い門が壮大で素晴らしかったです。門の後ろにそびえ立つ岩。これこそ、みなぎる大地のパワーです。
しばらく、呆然とみつめてしまいました。
ようやく本殿に到着しました。
本殿
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社殿には、参拝の列ができていました。
本殿の社は歴史深い佇まいで、朱色が鮮やかで美しい。
その古（いにしえ）の雰囲気に圧倒されました。本神社のご神体の御姿岩（みすがたいわ）と、この社殿が合体しているのだそうです。すばらしい佇まいです。
この神社は、どんな大きな願いも受け入れて下くれる万能神社なのだそうです。
ここにいるだけでありがたいのですが、どんな願いも叶えてくれるというから、本当に贅沢です。
先ほど、参道の途中に「水琴窟」という縁結び祈願がありましたが、なんとなく参拝客の平均年齢が低いような気がしました。普通は、神社仏閣巡りだと、必然的に年齢層が高めなのですが、この神社は若い男女が多いようです。やはり、縁結びの効果かもしれません。
榛名神社は、とにかく美しい岩と清流に癒やされる神社でした。
自然と、そのパワーを受け取れたように思いました。
ここ『榛名神社』は、社殿の美しさだけでなく参道の気持ちよさが別格です。何度も訪れたい神社だと思いました。
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