曹洞宗の大本山 総持寺の『日本一の大黒様』と禅カフェ茶房おかげやでランチ


曹洞宗の二つの大本山

毎日、毎日、シトシトと雨が止みません。
こんなにも雨が続く梅雨の季節も久しぶりでは無いでしょうか?

今年は、毎年の梅雨の長雨に加え、新型コロナウイルス感染症拡大における日本中の混乱で、憂鬱な日々が続いています。お天気の顔色を見ながら、感染予防に気を配り出かける日々。1日も早く、気軽に楽しく観光できる日が来ることを心待ちに待っている所です。

さて、先日、ちょっとした晴れ間のすきに、横浜市鶴見区にある曹洞宗の大本山 総持寺に行ってきました。横浜市にある有名なお寺でありながら、これまでちゃんとお詣りに行った事のないお寺様です。灯台もと暗しとでも言いましょうか、新型コロナウイルスのおかげで、近くにある有名な観光スポットを改めて再認識するようになりました。

まずは、曹洞宗の大本山 総持寺のご紹介を。

曹洞宗のご本尊はお釈迦さまです。

そして、曹洞宗には総本山はありません。そのかわり福井県になる永平寺と横浜市にある総持寺の二つの大本山があり、永平寺を開いた道元禅師を「高祖」(こうそ)とあがめ、總持寺を開き教えを全国に広められた瑩山禅師を「太祖」(たいそ)と仰ぎ、このお二人の祖師を「両祖」と呼んでいます。このお二人は、曹洞宗では父と母のような存在なのだそうです。

横浜にある総持寺のルーツは石川県の諸嶽寺です。もともと石川県にあった諸嶽寺を諸嶽山總持寺と改められたのが始まりで、明治時代に焼失したため横浜市に移転しました。

曹洞宗では、拝む時は「南無釈迦牟尼仏」と唱えて礼拝します。

横浜にある総持寺は、JR線 鶴見駅から徒歩ですぐの所にあります。こちらが入り口。


三門と仁王像

駅側の参道を歩いて境内の方に向かうと、壮大な佇まいの三門が見えてきます。昭和44年に建てられた門で、鉄筋コンクリート造りとしては日本一大きな門となっています。近くで見ると、本当に美しく圧巻です。

この三門には左右に二体阿吽の仁王像が納められています。こちらがとても迫力のある仁王像でした。必見です。

三門楼上には観音・地藏の放光菩薩像と十六羅漢像および四天王像が祀られ、毎月2日と16日には羅漢供養の法要が修行されるそうです。

総持寺の境内図を見る限りでは、本当に広大な土地に沢山の建物が立ち並ぶ、巨大な寺院となっていることが分かります。

しかし、現在は新型コロナウイルス感染症拡大の関係で、ほとんど参拝することができません。健康・安全を最優先に考慮し長時間の接触が心配される諸行持は当面の間中止されており、参拝も一部しか行えないようになっていました。

とても残念ですが、また今度ゆっくり参拝に来たいと思います。よって、この日は大黒様と三寶殿だけ御詣りしてみました。

三門をくぐると広場のような空間がひろがります。総持寺の中は緑が深く、涼やかな空間になっています。心底リラックスできる穏やかな空気が流れている気がしました。


禅カフェ茶房おかげやでランチ

実は、ここに来るまでに何も食べずにやってきて、お昼時になっていたので、まずは総持寺内にあるカフェでランチをすることに。三門の隣にある三松閣の中にある『禅カフェ茶房おかげや』でランチが食べられるようになっています。

三松閣

三松閣の中に入ると、広々としたカフェがありました。ソーシャルディスタンスをとりながら、ゆっくりくつろげるようになっています。広い窓からは明るい日差しが差し込み、目の前には三門が見られるようになっています。

とても気持ちがいい。

こちらは冷たい稲庭うどん。薄いお出汁が上品で、とても美味しいです。その他に、ジャンバラヤやチャーハンなどのご飯物や、コーヒーやスイーツなどが食べられます。


日本一の大黒様

総持寺には、日本一の大黒様が祀られている事で有名です。

新型コロナウイルスの影響で、ご本堂は御詣りできませんが、大黒さまが祀られている『香積台』には入山可能です。こちらが『香積台』の入り口です。

香積台の中にはいると、大黒天像があります。高さ約180センチメートルもあり、木彫りでは日本一大きいとされています。ぜひ、御詣りください。こちらで御朱印をいただくことができます。


三寶殿の紫陽花と観音様

新型コロナウイルス感染症の関係でほとんどが参拝できないようになっていますが、境内の入り口付近にある三寶殿は御詣りできるようになっていますので、最後にこちらを御詣りして帰ることにしました。

三寶殿は、三門の隣にあります。石段を登ると、緑深き静かな空間に。この三門の東を登った小高い丘陵を雙眸丘(ふたみがおか)と言うそうです。

石段を登りきった所に、大梵鐘がありました。大正2年に鋳造され、関東一の大きさを誇ります。平成7年には、横浜市指定文化財になりました。普段は鐘を打つことはできませんが、大晦日には一般参詣者も大梵鐘を撞くことができるそうです。

こちらが、三寶殿です。

緑に囲まれた小高い丘の中に、銀色に光る観音様が。紫陽花と観音様の立ち姿が美しかったです。


総持寺はJR線 鶴見駅の真ん前にあるお寺ですので、とても行きやすいお寺です。少し心がつかれた時、緑深き総持寺に立ち寄り、心身共にリラックスしてみてはいかがでしょうか?

曹洞宗 大本山 総持寺
住所〒230-8686 神奈川県横浜市鶴見区鶴見2-1-1
TEL/FAXTEL 045-581-6021/FAX 045-571-8221
URLhttps://sojiji.jp/index.html

※参拝の際には開門時間など調べてからご参拝ください。