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【旅コラム】花の天神様、亀戸天神社の菊まつり(亀戸天満宮)


久しぶりのお天気、亀戸天神社にお詣り

今年の10月は、立て続けに大型台風が上陸し、大きな被害をもたらしました。被害にあわれたエリアの皆様の、一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。

私の住む関東は、この1ヶ月、週末ごとに強い雨風が降り、なかなかお出かけするタイミングがありませんでした。しかし久しぶりの晴天!ということで、東京の神社仏閣巡りに行ってきました。

今日は10月の後半、もうすぐ11月なのにポカポカ陽気でした。
最高気温が25度予測という夏日。半袖でも十分という暖かな秋の日は、湿度もなく本当に観光びよりです。

本日は東京都江東区にある『亀戸天神社(亀戸天満宮)』に参拝してきました。

亀戸天神社(亀戸天満宮)

亀戸天神社は菅原道真公をお祀りしている神社です。『亀戸天満宮』ともよばれ、地元のみなさんに親しまれている有名な神社で、亀戸天神社は東京十社巡りの中の一つの神社です。学問にまつわる神社の一つです。


東京十社巡り

『亀戸天神社』は東京十社巡りの一つになっています。東京十社とは、明治時代に明治天皇が准勅祭神社として東京の鎮護と万民の平和を祈願された10箇所のお社をいいます。

東京を代表する神社の一つでもあります。ちなみに東京十社とは以下の10箇所の神社です。

芝大神宮、品川神社、赤坂氷川神社、日枝神社、白山神社、王子神社、根津神社、神田神社、亀戸天神社、富岡八幡宮


かつて、『亀戸天神社』は九州太宰府天満宮に対して東の宰府として「東宰府天満宮」とされていました。なので、昔は『亀戸宰府天満宮』とされていたそうです。その後、明治6年に亀戸神社と号し、昭和11年に現在の亀戸天神社と改められたとのことです。

地形をはじめとして、社殿や楼門、太鼓橋などにおいて、境内のすべては本家の大宰府の社にならって造られています。

また、東京の下町(東京都江東区)にある『亀戸天神社』は、昔から行楽の名勝地としても有名で、江戸庶民信仰の中心でした。特に、『亀戸天神社』の境内には、さまざまな花木が植えられており、春は梅の花や藤の花、秋は菊の花など、四季折々の彩りが美しく有名となり『花の天神様』とも呼ばれます。


太鼓橋・男橋

『亀戸天神社』は始めて参拝しましたが、東京の都会の中に佇むオアシスという感じの神社でした。丁度、荒川と隅田川に挟まれている亀戸という地にありますが、大通りは沢山の車が行き交う都会の真ん中という感じです。

しかし大通りから、ちょっと中に入ると、緑に覆われた『亀戸天神社』の境内がひらけます。緑に覆われた沢山の藤棚と真っ赤な朱色の鳥居や太鼓橋が、お天気に恵まれた青空に映えて、とても綺麗です。

入り口の大鳥居をくぐると、朱色の太鼓橋(男橋)があります。この橋のしたには心字池が広がっており、ここから御本殿に行くまでに、この太鼓橋を含め3つの橋がかけられています。

こちらの太鼓橋も、もちろん九州太宰府天満宮にならって造られているのだそうです。この3つの橋は人の人生に見立てて見えるとされています。

最初のこの橋は、太鼓橋(男橋)と言われ、生きてきた過去を表します。その次にかけられている平らな橋は平橋といい、今見えている現在を、最後の太鼓橋(女橋)は神様に近づく道真公の波乱の生涯と重ねられたように感じられるそうです。

こちらのイラストをみると、『亀戸天神社』にかけられている3つの橋の全貌が見えますので、一緒に見て下さい。(http://kameidotenjin.or.jp/guide/

太鼓橋(男橋)
太鼓橋から望むスカイツリーと藤棚

大鳥居をくぐると正面にスカイツリーも見えます。太鼓橋の一番上からみると、特にスカイツリーが綺麗です。

太鼓橋

こちらは、御本殿を背にしてみた太鼓橋(女橋)です。緑の藤棚に囲まれていると忘れてしまいますが、神社の境内の奥にはビルなどが見えます。東京の神社という感じです。

太鼓橋(女橋)

こちらが平橋です。橋の上から心字池を泳ぐ亀がながめられます。亀がとてもかわいいです。

平橋

学業にまつわるご祈願を行う本殿

学問の神様として親しまれる菅原道真公を祀る『亀戸天神社』では、様々な学業に関するご祈願を受け付けています。学業成就、試験合格、身体健全等のご祈祷等など…..ご祈願はこちらの御本殿で行われます。また、修学旅行等にあわせての参拝も受け入れているそうです。

御本殿

今日は、七五三詣りの家族連れで大混雑してました!

亀戸天神社だけに手水舎も亀のデザインです。至るところに亀がいます。

おみくじ

幸運を招く鷽(うそ)の碑

御本殿の前には『鷽の碑』があります。毎年、1月24日と25日には、『ウソ替え神事』というお祭りが行われます。前の年のウソを納め、新しいウソを求めると『凶もウソとなり吉とトリ変わる』と言われるそうです。面白いですね。

檜の一刀彫の鷽(うそ)が人気です。

御本殿に向かって左側に神牛(しんぎゅう)がありました。この牛をなでると、病を治し、知恵を授かるといわれています。この神牛と菅原道真公とのいわれは様々あるそうです。

神牛

藤の花基金

『亀戸天神社』には、100株以上の藤の花植えられています。春になると、この藤棚の藤の花が、一斉に咲き誇るそうです。この藤棚は、東京一の藤の名所’なんだとか。今度は春に藤の花を眺めに来てみたいですね。

今は秋なので、藤の花こそ咲いていませんが、一面緑に覆われたの藤棚と心字池のコラボレーションがとても美しい風景を作り出しています。季節問わず美しい境内が見どころです。「花の天神様」と言われる意味がわかります。

なお、『亀戸天神社』では藤の花基金を立ち上げており、境内の藤の花を維持・管理に使われているそうです。ご参拝の折りには、ぜひ基金にご協力ください。


秋の菊まつり

菅原道真公は梅の花や菊の花を好まれ、数々の和歌を詠まれたとされています。

そのため、毎年秋になると『菊まつり」が開催されており、本殿を取り囲むように、様々な菊を展示して菅公をお慰めしています。この日もちょうど、菊まつりの開催時期でしたので、境内に展示されている菊を観ることができます。菊でできたスカイツリーなどが見られますよ。

見事ですね。


亀戸天神社(亀戸天満宮)という名前は有名なので、その存在は知っていましたが、実際に参拝したのは始めてでした。境内のすべてが綺麗に手入れされていて、沢山の花木が見事です。

江戸時代から庶民信仰の本源として愛されてきた関東の有名な神社の一つなので、ぜひ皆様もご参拝ください。

こちらが、本日いただいた御朱印です。

御朱印

基本情報

オフィシャルサイト:http://kameidotenjin.or.jp

〒136-0071 東京都江東区亀戸3丁目6番1号

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