このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

【旅コラム】あしかがフラワーパークの大藤が見頃

今年も、藤(ふじ)の美しい季節がやってきました。日本一の藤棚といえば、誰もが知っている栃木県足利市の『あしかがフラワーパーク』。日本一美しい藤棚の藤は、今が見頃です。
『あしかがフラワーパーク』の藤の花は、CNNの世界の夢の旅行先10選で選ばれました。
もはや、日本一の藤棚というよりも、世界一の藤棚になったのかもしれません。

『あしかがフラワーパーク』は、1968年に「早川農園」として開園されました。その後、都市開発を経て、1997年に、現在の場所で「あしかがフラワーパーク」 としてオープンしました。

特に、園の名物である大藤(当時樹齢130年)は、日本で初めて移植され、日本で初めての成功例となった圧巻の大藤です。これらを含め、大藤4本と80mにおよぶ、白藤のトンネルは栃木県天然記念物に指定されています。(あしかがフラワーパーク、ウェブサイトより)

噂に聞いていた『あしかがフラワーパーク』ですが、初めて訪れましたので、写真と一緒にブログでご紹介します。

大長藤

『あしかがフラワーパーク』に着くと、広大な駐車場が用意されていました。藤の花の季節は臨時駐車場が用意されています。ものすごい数の台数が停められるようです。また、『あしかがフラワーパーク』駅が隣接していますので、電車の場合は徒歩1分でパーク入り口に到着します。

こちらの写真は、臨時駐車場から歩く農道です。徒歩5分くらいで、とても綺麗に整備された道なので、気持ちが良いです。

パーク入り口です。入場料は1,800円でした。

園に入ると、すぐ藤の花が見えます。

そして最初は『大長藤』が見られます。花房が最長1.8メートルまでに成長する長藤なんだそうです。こちらの藤も移植されたもので、移植に成功した藤棚です。

確かに、脚が長いので、簾風で美しいです。ほぼ満開でした。園に入って、最初の藤ですので、とても感動しました。

ここから園を一周ぐるりと周ります。大きな藤棚だけでなく、まだ小さな藤の木が沢山ありました。

少し歩くと、食事ができる『とちぎ茶屋』がありました。佐野ラーメンなどが気軽に食べられます。

『とちぎ茶屋』の奥に『藤のドーム』があります。ドーム上に藤の花が伝っています。

しゃくなげの森

ここからは、『しゃくなげの森』に入ります。様々な種類のしゃくなげが咲き誇っています。ほぼ満開です。しゃくなげがこんなに美しいとは気が付きませんでした。

しゃくなげの森の先には、お休みひろばがありました。軽い傾斜のついた広場に、沢山の椅子が並んでいます。ここで皆さん、食事をされていました。園を見ながら食事ができて、気持ちの良い空間です。ここにも、藤棚がありました。

つつじの海とむらさき藤棚

ここからは『つつじの海』。実に多くの種類のつつじが咲き誇ります。

つつじの海の先には『むらさき藤棚』。

むらさき藤棚からの眺めです。実に多くの種類の花々も咲いていて美しい。

フラワーステージとうす紅の棚

ちょうど、園の端っこまでいくと、さらにぐるりと周り、園の入り口まで戻るように歩きます。園の中には小川が流れていて、その周りには椅子が並んでいて、花をみながら食事ができるようになっています。『あしかがフラワーパーク』の特徴は、軽く腰掛けられる椅子が沢山有る所です。年配の方も小さな子供連れも、とても楽だと思いました。

ここは『フラワーステージ』といって、デザインされた花壇に、様々なお花が植えられています。手入れが行き届いていて、雑草など一切ありません。

藤の盆栽です。

こちらは、うす紅の棚。アーチを描いて、薄ピンク色の藤棚が咲いています。ほんのりピンク色です。

白藤のトンネルとむらさき藤のスクリーン

これは、白藤のトンネルです。古木が絡み合ってできた、全長80メートルの白藤のトンネルです。真っ白な白藤に囲まれながら通り抜けるトンネルは、藤の良い香りに包まれ、極上の瞬間を味わうことができます。

これは、むらさき藤のスクリーン。ここだけは、まだ藤がまばらで、少し開花が遅れているようでした。

白藤の滝

こちらは白藤の滝。
本当に、滝のように白藤が咲いています。

きばな藤のトンネルとうす紅橋

これは『きばな藤のトンネル」。
80メートルに渡り、きばな藤が咲いています。園内には、200本のきばな藤が咲いているそうです。

そして、こちらは『うす紅橋』。うす紅色の藤が、橋にかかっています。

八重藤

うす紅橋の先には、『八重藤』が見られます。世界でも珍しい、八重黒龍の藤棚で、とても迫力があります。紫色が濃い感じ。

二本の大藤

そして、最後に二本の大藤です。2本の藤の木が合体している感じで、壮大な藤棚になっています。藤の花の密度も、この2本の大藤が一番高いようです。豪華な藤の絨毯に包まれているような感じでした。園を時計回りに一回りすると、最後に、この2本の大藤にたどり着くようになっています。

樹齢150年を超える移植された大藤です。

初めて、『あしかがフラワーパーク』の大藤を見ました。
その美しさはもとより、これらの美しい花々を、日々手厚くケア・管理している園の皆様の行き届いたケアに、関心するばかり。
野に咲くだけでも、その美しさは変わりありませんが、人を喜ばせるために咲き誇る花々は、また別格の存在感があると思います。

日本で初めての藤移植を成功させ、その後も、何年も何年も咲き続ける藤棚は、世界に誇れる銘木だと実感いたしました。週末は混雑するようですが、皆様も実際、この目で確かめてみてください。

至福の時間が味わえることでしょう。

Translate »