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【旅コラム】富士山の伏流水 柿田川湧水群(静岡県)

柿田川湧水群

週末は、涼をもとめて静岡県の柿田川湧水群に行ってきました。

柿田川とは、静岡県の駿東郡清水町を流れる川で、狩野川水系の一級河川である清流として有名です。名水百選にも選ばれる美しい柿田川は全長約1.2km。たくさんの緑に囲まれた柿田川公園からは、コンコンと湧き出る湧水を観ることができ、夏は避暑に訪れる観光客でいっぱいになります。

約1.2kmに渡り流れる柿田川ではありますが、実に柿田川公園の「わき間」から湧き出る湧き水からスタートする都市河川なのだそうです。清水町役場あたりで狩野川に合流するのだとか。短い川ですが、川の始まり(源流)を観ることができる柿田川公園は、色んな意味で幻想的で神秘的なスポットといえるでしょう。

水温は一年を通して約15度前後。1日に70万トンから100万トン程度の湧水量は東洋一なんだそうです。


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涼やかな遊歩道を散策

駐車場に車を停めると、ウッドデッキで綺麗に整備された遊歩道が始まります。

緑の木々に囲まれているので、遊歩道自体は日陰になっていて、夏の暑さを忘れさせてくれる避暑地でした。柿田川の透明で美しい川を見ながら、ゆっくりと展望台方面に歩きました。

少し歩くと、進行方向左に広い川が見えてきます。

流れが穏やかなので、池や湖みたいです。青空が水面に写り込んで、川がブルーに輝いていました。

さらに、ウッドデッキ調の遊歩道沿いには、湧水が湧き出る様が見られるスポットがいくつかありました。水が美しくて透明なので、水面を歩くアメンボの影がくっきり映ります。


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キンキンに冷えた小川で涼を楽しむ

美しい川を眺めながらほどよく歩くと、小川が流れる広場に出ます。

ここでは、まるで足湯のように、小川に脚をつけることが可能です。私も靴を脱いで脚をつけてみましたが、これまた冷たい!冷水です!まるで氷水に脚をつけているくらいキンキンに冷えています。30秒もつけられないくらいで、あっという間に体がクールダウンしてきました。

真夏は最高でしょうね。まるで自然のクーラーです。

もちろん、水はとても綺麗でした。どんなに綺麗な川でも、ここまで澄んだ川は都会ではなかなか見ることはできません。その透明感に心が洗われていくようです。


しばし、この小川で夏の疲れをとるように涼んだあと、さらに遊歩道を、奥に奥に進みます。

途中、ひらけた芝生の広場がありますので、ここで子どもたちを遊ばせることができます。ここは日陰が無いので暑いのですが、暑くなったら、またあの冷えた小川に戻って涼めばいいので、なかなか合理的ですね。(笑)

あと余談ですが、この柿田川公園内には京都の貴船神社の分社がありました。鳥居と小さな祠があるだけですが、『縁結び通り』と呼ばれる参道もありますので、ついでにお詣りしてみました。

そして、この先がメインです。

展望台があり、そこでは湧水が湧き出る様子が見られるようになっています。これがまた美しくて幻想的でした。


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柿田川の百年名水で作ったお豆腐ランチ

ひとしきり涼を堪能したあとは、公園内のカフェで、ちょっと遅目のランチを食べました。柿田川の百年名水で作ったお豆腐が名物なようで、豆乳に漬け込んだフレンチトーストや、麻婆豆腐がおすすめとのこと。いずれも、とても美味しい上にお安くで、コストパフォーマンスが抜群!麻婆豆腐はちゃんと手作り感が感じられ、味付けもとても美味しかったです。

サラダにかかっていたワサビドレッシングも美味しかったので、帰りに買って帰りました。

ぜひ、暑い夏に涼をもとめて、美しい川を観に行ってみませんか?とてもオススメのスポットです。

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