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【旅コラム】鎌倉、江ノ島七福神めぐりと江ノ電散歩(妙隆寺、長谷寺、御霊神社、浄智寺、江島神社)

桜の若宮大通と本覚寺(恵比寿神)

関東では、もうそろそろ桜の季節も終わりに近づきました。今年は、桜の開花は早かったのですが、開花後、花冷えの日が続いたので、満開になるまで長い間桜を楽しむことができました。

先週末は、そんな桜のお花見を兼ねて、鎌倉・江ノ島七福神めぐりにいってきました。今年のお正月の初詣のときに始めた七福神めぐりですが、残り4つの神社仏閣巡りをしてきましたので、そのレポートをブログにまとめました。(お正月のときに回った七福神めぐりのレポはこちら

先週末は、鎌倉は桜が満開になっていて、鶴岡八幡宮向かう参道に植えられた、若い桜の木も満開でした。この時期の鶴岡八幡宮の参道は、本当に見事です。若宮大通も沢山の桜の木がありますので、鎌倉全体が桜に包まれているような美しさでした。

鶴岡八幡宮 参道

まずは、夷(えびす)尊神を祀っている本覚寺へ。本覚寺は鎌倉駅から徒歩5~6分程度の所にあります。

本覚寺 山門
本覚寺 本堂

本覚寺は日蓮宗の本山。ご本尊は釈迦三尊像です。身延山の久遠寺にあった日蓮の遺骨を分骨したため「東身延」とも呼ばれるそうです。恵比寿様は、七福神の中で唯一日本の神様。商売繁盛、縁結び、五穀豊穣の神様です。

こちらが恵比寿堂。

七福神
大きなサルスベリ

本堂向かって左側に大きなサルスベリの木が。夏になると花をつけるそうです。壮大でした。夏にまた来たい。

お守り

本覚寺の裏にある桜の木が満開でした。本覚寺は桜の木が何本がありますので、この時期に訪れるのが良いです。本覚寺は比較的観光客が少ないので、ゆっくり境内をまわれます。おすすめ。御朱印をいただいた後は、次のお寺に移動。

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江ノ電で長谷寺へ(大黒天)

本覚寺でお詣りをすませた後は、今度は江ノ電にのって長谷寺へと移動。平日だったせいか、江ノ電も比較的空いていてよかった。住宅街をぬうように走る江ノ電は、なかなかホンワカしていて楽しいのです。久しぶりに江ノ電に乗れてワクワク。

江ノ電
江ノ電

江ノ電「長谷寺駅」に到着。ここから歩いて長谷寺へ向かいます。長谷寺は、駅から歩いて5分くらい。すぐ、長谷寺の山門が見えてきます。

江ノ電

長谷寺山門

久しぶりに長谷寺にきたのですが、まず人の多さにビックリ!外国人観光客で溢れています。昔は、知る人ぞ知る静かなお寺だったのですが….今は、一大観光エリアになっています。さらに、境内ではキャッシュレス化が進んでいて、ほぼ電子マネーで決済できます。お賽銭以外は電子マネーで決済できるので、すごく便利です。庭園がとても綺麗です。

本堂にいく手前に地蔵堂があります。

地蔵堂
水掛け地蔵
観音堂

こちらが観音堂。御本尊は十一面観世音菩薩像です。長谷寺は坂東三十三観音の第4番札所にもなっています。観音山の裾野から中腹にかけて境内が広がっています。

観音ミュージアム

長谷寺は、改築で新しくなっていて、観音堂の中からつながる別棟に『観音ミュージアム』ができていました。入館料は300円で、とても見どころたっぷりですので、必ず入館されたほうがいいです。観音ミュージアムは人が少なめでゆっくり観られてました。

長谷寺の桜も満開。美しい観音堂と桜の組み合わせは見事です。

こちらは経蔵の中にあるマニ車。18基設置されていて、すべてを回すことで、大蔵経をすべて読んだことになります。

経蔵の入り口には輪転蔵があり、毎月18日に回すことができます。

境内には、観音山に途中まで登れる遊歩道も用意されています。階段を登ってさらに高い所から鎌倉の海を眺めることも可能。お天気が良い日は清々しいです。この日は桜も観られましたので、すこぶる爽快。

長谷寺のもう一つの見どころは弁天堂・弁天窟です。洞窟の中に弁財天と十六童子が掘られています。暗い洞窟の中を、ろうそくの炎で照らされる仏像は圧巻。ぐるりと洞窟を1周できます。ここは、絶対おすすめ!

本当に、長谷寺は見どころがいっぱいです。境内の美しい庭園やお花のみならず、鎌倉の海を望む眺望も最高。丸々半日過ごせるでしょう。鎌倉大仏とセットで参拝してみてください。

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しらすカフェ 鎌倉甚平の釜揚げしらす定食

本覚寺と長谷寺を参拝した段階で、ちょうどお昼をちょっと過ぎた時間になったので、長谷寺前にある『しらすカフェ 鎌倉甚平』の釜揚げしらす定食をいただきました。このお店は長谷寺の前にあるお店ですが、メニューが釜揚げしらす定食しかありません。さらには、こちらは漁師さんのお店なので味は間違いない。美味しくいただきました。

しらす丼を途中まで食べたら、最後は生卵をかけて、また違う味でいただきます。ご飯少なめのしらす丼です。付け合せの玉コンも美味しい。

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江ノ電のぞむ 御霊神社

長谷寺でしらす丼をいただいた後は、歩いて御霊神社へと移動。御霊神社へは、歩いて10分くらいです。長谷寺とセットで歩くと良いと思います。

御霊神社は別名、権五郎神社と呼ばれています。御霊神社は江ノ電沿いにあるので、そのロケーションもなかなかです。桜の時期でしたので、余計美しく、青空に映えました。定期的に江ノ電が御霊神社の前を通ります。

御霊神社は平安時代後期に建てられた神社です。鎌倉〜湘南一体を開拓した領主、鎌倉権五郎景政公をお祀りしている神社。鎌倉権五郎景政公とは、鎌倉党という武士団の頭領でもあったそうです。

こちらの神社には福禄寿が祀られています。福禄寿は、長寿や家禄永遠を司る福神です。御霊神社の桜も見事!

御霊神社の御神木である『タブノキ』です。(鎌倉市天然記念物に指定)樹齢約400年といわれていますが、かなり圧倒されます。迫力がすごい。

夫婦銀杏です。毎年多くの銀杏の実を結ぶので、夫婦円満・家内安全・子宝安産のシンボルとされているそうです。

鎌倉権五郎景政公が弓を立てかけたと伝わる『景正弓立の松』です。丁重に祀られています。

福禄寿が祀られているお堂です。中に入ってお詣りできます。

こちらは、御霊神社の看板猫です。朱印所の中に住んでいるのですが、すきをみてお外に出ようとするので、朱印所の窓は常に閉めっぱなしだそうです。でも、看板猫なので、御朱印帳にも刺繍で表現されています。ちょうど、神社用の御朱印帳が無くなったので、御霊神社の御朱印帳を購入しました。御霊神社の御朱印帳は、江ノ電と猫ちゃんのデザインです。

とても可愛いです。大のお気に入りになりました。

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布袋様をなでられる 浄智寺

御霊神社で参拝を済ませたあとは、バスで鎌倉駅まで戻って、車にのって北鎌倉の浄智寺に移動。

浄智寺は臨済宗円覚寺派のお寺で、布袋尊がお祀りされています。浄智寺の総研は13世紀の終わり頃。北条氏が繁栄していた時期です。浄智寺のご本尊は阿弥陀如来・釈迦如来・弥勒如来の三世仏で、それぞれ過去・現在・未来を象徴すると言われています。境内は「浄智寺境内」として国の史跡に指定されています。

北鎌倉は、鎌倉駅と比べると、比較的静寂につつまれていて、静かな住宅街の中にあるお寺が多いです。浄智寺も北鎌倉駅から10分くらい歩きます。人通りも比較的少ないので良いのですが、車の通行が多く歩道が広くないので、少し歩きにくいのが特徴です。

浄智寺は、車通りから少し奥まった所にありますので、鳥のさえずりだけが聞こえる静かなお寺です。

広い境内の奥には竹林が。ぐるりと周る事ができます。静かでとても雰囲気のあるお寺です。とても気持ちよかったです。

布袋様がみえてきました。布袋様のお腹を撫でることができます。お腹だけツルツルになってました。

浄智寺を参拝した頃は、すっかり日暮れ近くなってしまい、参拝時間ギリギリでした。4:30には門が閉まってしまうので、ご注意ください。

今回の観光ルート

今回の観光ルートはこちらです。鎌倉駅を中心に、長谷寺エリアと北鎌倉エリアの参拝をしました。鎌倉駅付近は、他にあと3つの七福神があるので、1日で回り切るのは厳しいかもです。2日くらいに分けると、それぞれをゆっくり参拝できます。

最後は江ノ島神社の江ノ島弁財天様です。こちらは、別のブログでまとめますので、今回は割愛します。江ノ島神社は何度も参拝しています。

以前、江ノ島神社を参拝した時のブログもありますので、こちらを御覧ください。

鎌倉、江ノ島七福神 御朱印
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