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【旅コラム】浜名湖のぞむ舘山寺(かんざんじ)と鰻

先日のブログに書いた“小國神社”の参拝のあと、同じ静岡県にある舘山寺(かんざんじ)にも立ち寄ってみましたので、今日のブログではこちらのお寺の紹介もしてみたいと思います。

館山(たてやま)に開かれたお寺

舘山寺(かんざんじ)は、正式名称を“曹洞宗 秋葉山 舘山寺”。
舘山寺(かんざんじ)という寺号は、舘山(たてやま)に開かれた寺であることから、“舘山の寺”という意味で名付けられたものだそうです。

御本尊は、福一万願虚空蔵菩薩(ふくいちまんがんこくうぞうぼさつ)。無限の知識と慈悲をもち、知恵と福徳を授けてくれる仏さまです。

浜名湖を眺める駐車場に車を停め、ちょっと急な階段を数段登ると、本殿に着きます。浜名湖は、湖面が青々しく、とても綺麗な湖でした。気持よくて、ずっと眺めていたくなる静かな湖です。

本殿は古の趣きを感じさせる、シックな佇まい。

お参りをした後は、山全体が遊歩道になっているので、ぐるりと一周できます。浜名湖を眺めながら、観音様や仏様を拝むことができ、とてもありがたい小さな御山です。

館山散策

山は、浜名湖の東北に位置する内浦湾に面した標高約50m周囲1400mの山です。
周囲を水と山に囲まれた陸の小島で、参拝をしながら、舘山の豊かな景観を散策できるのでお薦めです。ゆっくり周っても40分程度なので気軽にまわれます。

まずは、本堂より5分の所にある舘山寺穴大師

810年。弘法大師さまが舘山寺を開設した時に、修行を行った古墳時代の石室だそうです。弘法大師さまは古墳の石室を利用し、石室に21日間篭って修行を行ったと語り継がれています。 なんとも言えず静かで厳かで、薄暗い祠(ほこら)の中も、あまり寂しくありませんでした。
さらにここから数分(本堂より7分)歩くと展望台がありました。
とても、眺めのよい展望台です。 また、展望台の近くには富士見岩という大きな岩があり、ここはこの山の最も高い位置なんだそうです。天気が良いと富士山が見えるため名付けられた岩なんだそうですが、この日は良く見えませんでした。残念。。。。対岸に東名高速道路の浜名湖橋と浜名湖サービスエリアが見えます。

浜名湖を望む遊歩道は、とても気持ちの良い遊歩道でした。木漏れ日が美しく、神々しささえ感じます。写真も綺麗に撮れてましたね。

道々には道祖神が沢山ありました。やさしいお顔の仏様に手をあわせながら、遊歩道を周ります。

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帰り道には、舘山寺聖観音菩薩 (舘山寺大観音)
昭和12年に浜名湖の象徴として建立された高さ16メートルの観音様です。
やさしいお顔立ちから「美人観音」とも呼ばれ、浜名湖での生活が安全に出来るようにという祈願をこめて湖を一望する舘山の山頂に、湖を見下ろすように建てられました。
あらゆる困難からあらゆる人に救いをもたらすことから 安全祈願として信仰されています。

この日は、天候にも恵まれ、青空の中で観音様を眺めることができました。観音様の上を、飛行機雲が横切っていて、とても壮大でした。

浜名湖名物うなぎ

ひとしきり館山をめぐり参拝した後は、帰りに鰻を食べて帰りました。

浜名湖といえば鰻です。ものすごく時間帯が中途半端だったので、うな重ではなくうな丼を食べました。甘さ控えめのタレにからんだ柔らかい浜名湖の鰻。

やはり、地元グルメははずせないです。

さらにいえば、やはり静岡県。うな丼と一緒にでてきたお茶が美味しかった!もちろん、静岡茶を買って帰りました。

みなさまも、機会があれば、ぜひ舘山寺にお詣りくださいませ。

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