さくら並木ネットワークとは?
先日、幕張メッセで開催された、ウェザーニュース主催の『そら博 2015』というイベントで、“さくら並木ネットワーク”というプロジェクトを知りました。
“さくら並木ネットワーク”は、2011年3月11日に起きた東日本大震災で甚大な津波被害のあったエリアに、桜の木を植えようというプロジェクトです。
非営利活動法人(NPO法人)さくら並木ネットワークが活動しています。
プロジェクトの趣旨はこう、
100年に一度訪れるといわれる三陸沖地震。
それに備えるよう、寿命が100年と言われる桜の木を、津波到達地点に植樹し、2011年の津波到達地点を次世代に伝え続けていこうという活動です。
植樹されるエリアは、北は岩手県田老町が出発点とし、南は福島県の南相馬市までの沿岸です。
桜の木を植えることにより、津波が起こった際には、『この地点よりも上に避難する』という目印にもなります。
同法人は、『もうこれ以上、津波により悲しい想いをしなければならない人を増やしたくない。二月場所を分かりやすい形で伝承したい。』という思いから、“さくら並木ネットワーク”を立ち上げました。
2015年の現在まで、参加した人々の協力で約3,400本の植樹をすることができたそうです。
ちょうど、そら博のブースでは、オリジナルバンダナを100円で販売していて、このバンダナを購入することで、桜の木植樹の寄付になるということでしたので、何枚か購入してきました。



植樹実績
2015年の現在時点の植樹実績は下記の通りです。
◎岩手県
宮古市 92本
下閉伊郡山田町 957本
下閉伊郡大槌町 59本
釜石市 41本
大船渡市 33本
陸前高田市 114本
◎宮城県
気仙沼市 187本
本吉郡南三陸町 673本
石巻市 320本
東松島市 127本
宮城郡七ヶ浜町 27本
多賀城市 6本
仙台市 314本
名取市 10本
亘理郡亘理町 300本
亘理郡山元町 25本
◎福島県
相馬郡新地町 3本
相馬市 22本
南相馬市 82本
合計 3,392本
支援の仕方
さくら並木ネットワークの支援の仕方は、主に2つあるようです。詳しくはWEBサイトを御覧ください。
◎賛助会員
名称: | さくら並木ネットワーク賛助会員 |
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会費: | ●個人会員 1口 2,000円・法人会員 1口 20,000円 ●お一人様(1団体)何口でもお申込みいただけます。 |
有効期限: | 入会日より1年間 |
ご入金方法: | 銀行振込 |
◎桜基金
桜基金は下記の3つのタイプ。
- 桜基金A 1本 10000円
- 桜基金B 1本 20000円(桜の木にお名前をお付けします)
- 桜基金C 特別桜基金