災害時は重症度によって対応可能な病院が異なります〜災害時の医療提供体制マップ(横浜市)〜



突然の災害に備える

2020年3月11日で東日本大震災より9年目を迎えます。2011年の被災当時は、10年経ったら被災地はどこまで復興しているだろうか?と想像したものですが、来年でもう10年目になるのですね。時が経つのは早いものです。

さて、3月11日が近づくと震災関連の番組が増えたり、イベントが増えたりするものですが、今年は少し様相が違います。新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、日本全体が感染拡大防止のための自粛を強いられており、日本社会の経済活動が停滞している状況にあります。震災から9年目という事も忘れてしまいそうです。

しかし、今回の新型コロナウイルス感染症に伴う日本社会の混乱は、災害時の混乱との共通点がいくつかあるかもしれません。いずれも、我々日本国民の健康および安全にまつわる事であり、敏感になるのも当然です。

また、今回の新型コロナウイルス感染症の騒動では、マスクやアルコール除菌クリーナーなど衛生用品の品切れが問題になっています。さらには、風邪症状が起こった場合の医療機関への受診行動についても問題になっています。

私達は平時の際には、ものに溢れ不便さも感じず平和に暮らしています。しかし、一度、災害に巻き込まれた時には慌ててパニックになってしまいがちです。よって、できるだけ平時に、様々な備えをしておく必要があり、それは備品の備えのみならず社会インフラの認知も備えておく必要があります。

今回のブログには、地元である横浜市の災害時の医療提供体制についてGoogleマップを使ってまとめてみましたので書き留めておきたいと思いました。


横浜市の医療提供体制MayMap

日本は自然災害の多い国です。しかも、予告なしに発生する地震災害は、多くの人々に同様を与えてしまいます。そして急な災害時には、医療機関に多くの負傷者が殺到することが想定され、とても混乱する可能性が考えられます。医療機関においては、できるだけ混乱なく受診するため、常に地域にある医療機関を把握しておくこと、緊急度や重症度に応じて、どの医療機関を受診するべきかを判断することだと言われています。

横浜市では災害時は、怪我や病状の緊急度や重症度に応じて対応可能な医療機関が異なります。

重症度判断の目安医療提供機関
重症生命の危険の可能性のあるケース災害拠点病院へ
中等症生命の危険はないが、入院を要するケース災害時救急病院へ
軽症生命の危険がなく、入院を要しないケース診療所
極めて軽度の負傷擦り傷等市民による自助、共助

下記が横浜市の『災害拠点病院』と『災害時救急病院』のGoogleMayMapです。赤の十字マークが『災害拠点病院』、紫のアイコンが『災害時救急病院』です。災害拠点病院はこちらのWEBページから、災害時救急病院はこちらのPDFをベースにマッピングしています。


軽症者の診療所での診療

災害時の入院を要しない、極めて軽度の負傷や疾患については、近くの診療所で被災を免れたところで診察を受けることになっています。そして、災害時は災害時に被災を免れ、診療が可能な場合は「診療中」を表す黄色い旗を掲げているそうですので、それを目安に診療をお願いしましょう。

※横浜市のWEBページから、引用