バレンタインデーに。私の好きなラブストーリー映画5選!




今年もやってきましたバレンタインデー。(笑)

すっかり、このバレンタインデーは、年間行事の一つに位置づけられ、もはや、女性から男性への告白の日という枠を広げ、日頃の感謝を伝える日….みたいな位置づけになっていますね。

まぁ、兎にも角にも、“愛の日”であることには間違いないので、愛にちなんで、私の好きなラブストーリー映画を解説してみます。

映画は日常的に観ていますが、普段は、レビュー自体を映画のSNSである“Filmarks”に記録し、中でもとびきりグッときたものだけ、個別にこのブログにまとめてきました。その延長で、バレンタインデーにちなんだ、私の大好きな映画と、その見どころを簡単に書いてみます。

 

最初に言っておきますが、あくまでも『私の好み』なので、一般受け、大衆受けはしないかもしれません。(笑)私らしい、大好きなラブストーリーなので、何卒ご了承くださいね。きっとこれからも、沢山の名作ラブストーリー映画に出会うとは思いますが、現時点でのベスト5選です。

 

ニヤニヤがとまらない会話劇。「ビフォア・サンライズ」

 

超絶大好きな作品。リチャード・リンクレイター監督の3部作の、第一部。
20代前半の男女が、乗り合わせた電車で偶然知り合い。ウイーンの街を一晩中歩きながら語り明かすというラブストーリー。

会話劇なので、特に大きなイベントもなく、ただただ、徐々につまっていく二人の距離感をニヤニヤ楽しむ映画。
彼らの年齢からは想像できないほどの、知的でセクシーな会話が、見ているこちら側をドキドキさせます。

見所シーンは、前半のレコード店の視聴室の二人の距離感。出会ったばかりの二人が、お互いの熱量を確認するように距離をはかるシーンは絶品!(下記動画参照)また、ラストも最高です。
恋を育むには、会話をかさねて、とことん相手を知ること。そして、2人の空気感を感じ合うことを教えてくれる素晴らしい作品です。



恋が愛に変わる瞬間。「ビフォア・サンセット」

 

そして、ビフォアサンライズから9年後。リチャード・リンクレイター監督が描く3部作の二作目。
「ビフォア・サンライズ」のその後の二人を描いた作品。実は私は、「サンライズ」よりも、この「サンセット」の方がより好みです。

出会いから、10年近くたった、大人の二人の距離感が、またドキドキします。

程よく現実に飲まれつつも、それでも、過去に忘れてきた落し物を拾いにいくような会話劇が素晴らしいです。
見所シーンは、セーヌ川でのセリーヌの台詞。

“細かい所に目がいっちゃうの。そして感動して忘れられなくなる。ひげに赤毛が混じってたこととか 、別れの朝 それが太陽の光で輝いてたこととか。そういうことが恋しかった。”(日本語訳)

なんと、情緒的でセクシーなセリフなんでしょう。
そして、もう一つの見どころは、なんといってもラストシーン

このラストシーンでは、ド肝を抜かれると共に、ラストシーンだけ何度も巻き戻して観たくなるラストです。

このラストシーンに、見ている側のニヤニヤ感はMAX値へと導かれます。

 

正直、この二本は、あまりにも良作として有名なので、私があれこれ解説するまでも無いと思われます。
しかし、しかし、何度観ても、ニヤニヤしてしまうこのラブストーリーを、オススメしないわけにはいきませんね!



沈黙と生活音がしみる。「好きだ、」

 

この作品は、レンタルショップでジャケ借りをした作品。
全く知らなかった監督(石川寛監督)さんでしたが、この作品の素晴らしさに釘付けになりました。

 

宮崎あおいさんと瑛太さん扮する高校生が、大人になって再会するという話。大人になってからの役は、永作博美さんと西島秀俊さんが演じています。

高校時代、近づけなかった恋心。大人になって、その落としてきたピースを埋めるように、再び近づこうとするが、、、、というお話。

台詞や音楽が少なく、生活音と沈黙で作られる二人の距離感が、ぎこちなく胸焦がされます。終始、胸が締め付けられるようなドキドキ感を体感してしまう、初恋の切なさです。たしか、台本がほとんどなかったんじゃないかな?と思います。役者の自然に溢れるセリフでつないだ感じにしあがっているのが素敵でした。

見所は、宮崎あおいさんと瑛太さんの高校時代編のワンシーン。土手でふたりが向き合うシーンです。実に等身大の高校生らしい、絶妙な沈黙が痛みを襲います。
もう一つの見所は、再会後の永作博美さんと西島秀俊さんが部屋で飲むシーン。高校時代と全く同じシチュエーションなのに、程よく大人になった二人の姿がもどかしいです!

ちょっと懐かしい映画ですが、今でも大好きな作品です。



当たり前を大切に思う。「seesaw」

 

こちらも、レンタルショップで、ジャケ借りした作品です。
監督(完山京洪監督)や作品のことは何も知らなかったのですが、ジャケットのキスシーンが、とてもリアルで思わず手に取って借りました。そしたら、とても素晴らしかった作品。

ごく普通の若い同棲カップルのラブストーリー。もちろん、ベタなラブストーリーではなく、この作品の素晴らしさは、見終わった後の余韻と生々しい日常に埋もれた恋の描写から伝わるリアル感です。特に女性なら、とにかく、感情移入しやすいでしょう。

1時間作品なので、すべてが見所なのですが、私の好きなシーンは、前半のパーティシーンから、普段の静かな日常に変わっていく感じが、すごくリアルで良かったです。
なかでも、リビングのソファから、ベッドに向かう一瞬のシーンとか、伏線の一つでもある、様々な細かいシーンが、めちゃめちゃリアルで心に響きます。主人公の男性のキャラも愛おしく、女性は等身大で素晴らしい。とにかく、役者陣の演技がナチュラルで本当に素晴らしいです。

 

すべての人が、極めて普通の日常を送っています。
その中に圧倒的に大切なものが、いつもそこにあるのに、いつのまにか普通に紛れて見失ってしまう。そんな事を教えてくれる作品です。

見終わった後で、『当たり前を大切にしたい』と思わせてくれる作品です



甘すぎる「マイ・ブルーベリー・ナイツ」

 

とにかく、とにかく、とにかくー!

ジュードロウが素敵!以上!という感じ。(笑)

 

オシャレでセクシーで、カッコ良い。観たら誰もが恋をしたくなるのではないでしょうか?

バーの経営者のジュードロウのお店に突然やってきた、ノラ・ジョーンズ扮する失恋女性。
恋の痛手から抜けだそうとする彼女と、そっと見守るジュードロウ。

2人が触れ合った時間は短いけれど、いつしか、その心はつながり始めて….というお話。

 

ジャケットにもなっている、上からのキスシーン。ここが最高の見どころです。特に二回目が素敵。
とろけるようなキスシーンになっています。

恋の始まりは偶然でも、いつしか育んで愛になっていくために必要なのは、物理的な距離ではなく、心の距離感。

そんな恋の世界を、甘いブルーベリーパイと一緒にお召し上がれ、という感じの作品です。

ウォン・カーウァイ監督作品では、私は一番これが好きかもです。本当に、大人っぽいオシャレなラブストーリーです。

 

以上、大好きなラブストリー映画5選を独断と偏見で選んでみました。(笑)

きっと、これからも色んな映画に出会うたび、このランキングが変わっていくことだと思いますが、ランキングが変わった時には、またブログを更新してみます!

 

それでは、素敵なバレンタインデーをお過ごしください♡