映画レビュー:バージニア その町の秘密




イカれたシングルマザー。最後に泣かされる。
日本未公開作ということでネットでレビューがほとんどなかった。おもしろいのか、そうでもないのか分からず観たが、ちょっと良かった。ジェニファー・コネリーが演じるシングルマザー。息子がいようが、愛人を連れ込むし、突拍子もないことばかりするし、統合失調症と診断されても、特に病院を受診するわけでもなく、完全にイカれた自由人。時には、幼い息子に支えられ、特に母親らしいことなどしやしない。そんな二人の日常を描いた前半部分からは、最後に泣かされるとは思えない構成。ひたすら、ジェニファー・コネリーの役作りがきいていて、だらしないなぁとか、シッカリしなよ!とか思いながらも、その自由な振る舞いが、何となく、羨ましく感じ、不快感はない。
ラストにむけて起こる事件も、ジェニファー演じるバージニアらしい幕引きをして、なんだか胸が熱くなった。
子育てに悩む母親は、一度は観てみるとよい。
なんだかんだいって、子育てなんて、I love you ,Mam.という事だけで、いいんじゃないの?と思わせてくれる。
ミニシアター系の映画らしさがあふれる作品。ジェニファー・コネリーさすがだ!と思った。