タイガーマスクの贈り物はこうみえる




世の中のタイガーマスクの話題は、
もう、そろそろ落ち着いただろうか?

この話題が落ち着いた頃に書こうと決めていた、『タイガーマスクからの優しい贈り物』について感じた事を書いてみたいと思う。

ネグレクト、児童虐待。
子どもにまつわる悲しい話題が、マスメディアに流れるようになってから
なんとなく、児童養護施設の事が気になっていた。

だからといって、積極的に何かをしているわけでもないのだから、
きっとよそから見たら“無関心”にみえただろう。

でも、心のどこかで、

今、日本の子ども達に
何が起こっているのか?
今後どうなっていってしまうのか?
という、そこはかとない不安がじわじわと心の中に蓄積していた。

そこにきて、
この「タイガーマスク」騒動。

児童養護施設に届けられた数個のランドセルが、
日本中を善意の渦に巻き込んだ。

匿名であれ、実名であれ、すばらしい行動だと思った。

その反面で、
わたしの薄っぺらい児童養護施設への
興味・関心をずばり指摘されたように感じた。

世の中には、親元で暮らせない子供達が沢山いて、
そこで、一生懸命に活動されている大人達もいる。
きっと、タイガーマスクでなくとも、
見えない所で、寄附やボランティアをしている方々も
沢山いるに違いない。

でも、私たちは、よほどの事が無い限り、
そういうコミュニティには触れたりしないし、
気持ちのどこかで考えたり、思ったりしても、
何かの行動にするほどの思いではないのだ。

実際、私も、タイガーマスクが送ったランドセルをメディアで知り、
『そっか、児童養護施設でも、毎年入学生がいるんだよね…』
と再認識したりするのだから…….。

今もすでに、落ち着き始めているが、
これから先、タイガーマスク報道が収束し、
私たちの記憶から、児童養護施設の子供達の事が薄れていく。

一気に盛り上がった寄付活動も減り、
マスメディアも連日連夜取り上げることも無くなるかも知れない。

でも、本当は、この事をきっかけに、
私たちは、未来の子ども達のために何をするべきか、
考え続けなければならないんだ!と再認識した。

訳あって、やむなく児童養護施設に入っている子ども達が、
自力で社会に羽ばたけるための準備をどう手伝うか?
また、児童養護施設に入らなければならない子供達を
少しでも減らすにはどうすればいいか?
そして、まずは、
ひとり一人が、身近な人を大切にしていくこと。



それが結果的に、
平和で穏やかな社会を築いていくことにもなるはずだと思う。

社会全体が、
私たちひとり一人が、

自分に出来る身近なことから、
未来を創る子供達の事を考えて、
何かに取り組む事が必要になってくるのだろう、と思う。

今は、何も具体的な行動に移す事はできていないが、
これから先、わたしなりにできることを考えていきたいと思っている。

子供達は、社会全体が守り、育てていくものだし、
もう、人ごとではいられない。

そのためにも、
まずは、知ることから始めなければならないんだと思う。

実はわたしは、タイガーマスクからの贈り物は、
結果的に、これだったのではないか?と
自分なりに感じているところである。