コスモスの白川郷




シルバーウィークの旅のレポートも最後。白川郷です。他にも色々立ち寄ったのですが、ブログにまとめるのも疲れてきました。(笑)

第1回 福井、東尋坊の遊覧船と日本海
第2回 福井、越前松島で磯あそび
第3回 福井、修行僧と永平寺と絶品お蕎麦

そして今回は、岐阜県の白川郷です。

 

世界遺産 白川郷

岐阜県の北部に位置する白川村の合掌造り集落は、1995年にユネスコの世界遺産に登録されました。

『白川郷』という呼び名は、岐阜県内の庄川流域の呼称で、大野郡白川村と高山市荘川町および高山市清見町の一部に相当し、白川村を「下白川郷」、他を「上白川郷」と呼ばれるそうです。

今日では、『白川郷』というと白川村のみを指すことが多く、特にその中の荻町地区は合掌造りの集落で知られています。

白川郷につくと、広々とした駐車場や観光案内所が用意されていて、非常に整備されている観光スポットのように見えました。外国人観光客の姿も多く、観光案内所には多言語のリーフレットや外国語のできるスタッフも配置されています。お手洗いも、村の雰囲気を壊さないデザインになっていて、とても清潔で綺麗でした。

美しい山々と澄んだ川の水。清々しい景色が広がります。

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駐車場から吊橋を渡って、メインの合掌造りの集落へ。特に、村への入場料はかかりません。なんと!
一般公開を行っている民家、民宿、食事処など多くの合掌家屋が点在し、日本の原風景を眺めながら村歩きが楽しめます。世界遺産になってからは、自由に建物を建てることができなくなったそうです。村の風景に馴染むデザインにしなければならないのです。民宿も、合掌造りに馴染むデザインで趣きのある建物が多く見られます。

世界文化遺産に登録されてからは、年間140万人が訪れる人気の観光スポットになりました。たしかに、周りを見渡してみると、日本人よりも外国人観光客が多い。。。。



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和田家と神田家

かつての合掌造りの民家の二階では、主に養蚕のお仕事を営んでいたそうですね。
また、家屋の床下では硝煙づくりを行い、貴重な現金収入となっていました。

合掌造りとはこれらの家業をこなすのに適した家屋構造です。

白川郷をぐるりとめぐると、合掌造りの家の中に入ることができるスポットがいくつかあります。その中でも大きいのが『和田家』と『神田家』。
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和田家は、白川郷の合掌造り集落で最大の規模を誇る住宅。
格式高い造りを保有し、江戸時代初期に見られる建築文化様式が垣間見れます。

和田家は、庄屋や番所役人を務めていらしたそうで、煙硝(えんしょう)取引が盛んで、多くの収入を得ていたお屋敷だそうです。

集落の観光の中心スポットなので、多くの外国人観光客が立ち寄っていました。

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神田家は、江戸後期に宮大工により10年の歳月をかけて建てられた名家。
伝統的な合掌造りの工法に、新しい技術を取り入れ改良されたお宅です。
こちらでは家主のお母さんの解説を聞くことができます。丁寧に説明してくださり、とても勉強になりました。

お母さんの話によると、合掌造りのそれぞれの家では、専用の茅を育てていて、その茅を使って屋根を葺き替えるんだそうです。茅葺き屋根の葺き替えには、村の高校生など500名くらいのボランティアで2日かけて葺き替えていて、この『結:ゆい』の精神と助け合いの文化で合掌造りを守っているのだとのこと。この助け合いのコミニュティも含めて世界遺産だということです。

また、白川郷の合掌造りの屋根の角度は60度だと教えて下さいました。
これは、免震、耐震構造を兼ね備え、地震の揺れを逃していて、昔ながらの知恵がすべて詰まっているのです。全ての茅葺き屋根は、片面ずつ西と東を向いていて、陽がよく当たります。
また、川風に沿って窓が開いていて風通しのよい構造で、二階にあがると心地よい風が家の中を通り抜けるようにできています。

合掌造りそれぞれのデザインは全て異なり同じものはなく。すべてオリジナルデザイン。
さらに、囲炉裏を焚くことでで茅葺き屋根は60年もちますが、焚かないと寿命は半分だそうで、集落の神田家では、今でも囲炉裏を焚いて茅葺き屋根の耐久性を維持しています。

神田家の説明を聞くと、さらに白川郷のことが理解できるのでお薦めです。



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荻町城跡展望台

また、和田家まできたら、その足で荻町展望台に向かいます。

荻町展望台は、荻町を見下ろす高台にあるため萩町を一望できます。 記念撮影ポイントとしても人気ですので、必ず行った方がいいですね。

展望台までは車でもあがれるようですが、今回は行きはシャトルバスで、帰りは山道を歩いて下ってかえってきました。歩いて5~10分程度の距離なのですが、上り坂はかなり急ですので体力温存するためには、シャトルバスを使ったほうが良さそうです。

20分おきくらいに来るのでとても便利です。

展望台からはこんな景色が眺められ、四季を通じていろんな風景に出会えそうです。

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これまで、日本の世界遺産はだいぶ周りましたが、白川郷は初めてでした。

さすがに、日本の中でも歴史深い世界遺産の観光スポットでしたので、色んなものが整備されていて、外国人観光客にも魅力的だと思いました。

神田家のお母さんにお話を聞いた時におっしゃっていたのですが、白川郷の住民の皆さんも、観光客対策に色々工夫されているそうです。色んな観光地に勉強しにいって、試行錯誤して今に至るそう。

気持ちの良い観光スポットの影には、地元の皆様の、なみなみならぬご苦労があっての事なんだなと実感しました。

今度は、冬場にでも行きたいな。

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