和顔愛語




般若心経で育った私。

母は唱える事ができるけど、私は冒頭部分しかよめない。
でも、あの独特なお経のリズムは、私の心を穏やかにしてくれる。
実家のお寺様のご住職は、真言宗でも位の高い僧侶で、仏事の時は、ものすごく鮮やかな袈裟すがたで圧倒される。
そうとうなお年なのに、何年たっても背筋がすっと伸びてて美しい。

んなご住職にいただいた直筆の「和顔愛語」という4文字の書。

っと壁に飾ってある。「和顔愛語」とは“和やかで温和な顔つきや言葉つき。穏やかで、親しみやすい振る舞いのこと。”こうした温和な顔をしていれば、まわりの人たちも幸せになる。いつも穏やかな心でいなさい、という教え。

気持ちが急いて笑顔が疲れているとき程、その額の前で立ち止まってしまう。「ゆっくり行きなさい」とご住職に声をかけられているんだろう。

(群馬県 高崎観音山)