ホスピタリティ




私の体の一部であるメガネ。

 

以前、このブログで眼鏡鑑定士のいるお店でメガネを買った話を書きました。

そして、この話には続編があります。

 

眼鏡もメンテナンスが必要で、時折、緩んだりゆがんだりするために、定期的に調整してもらっています。大型ショッピングモールにある店舗で買ったため、買い物のついでにお願いすることがほとんどですが、買ってから2〜3回ほど、眼鏡店を訪れました。

 

その度ごとに、親切にみてくれるのですが、いつも不思議に思うことがありました。それは、眼鏡をみただけで、私の情報を確認出来るらしく「後藤様ですね。」といつも声をかけられることです。眼鏡にユニークな番号がふってあり、それがデーターベースに登録されているのだと思うのですが、最近の眼鏡屋さんは、随分ホスピタリティに溢れていると感じます。

 

 

そういえば眼鏡を買った後も、定期的にご案内のハガキが届きました。

手書きで、”眼鏡の調子はいかがですか?”とか”そろそろ、眼鏡拭きが汚れる頃ですので眼鏡拭きをお送りします”など、心配りにいつも感心します。封書の隅々まで、気持ちが伝わるような、暖かさも感じます。

 

ここの眼鏡屋さんは、大型チェーン店でもないし、格安の眼鏡店でもありません。

地元に数店舗だけの支店を構えて販売する眼鏡店です。

地元の人にしかしられてしないと思いますが、それが逆に強みで、地元の人々を掴んで離さない努力が伺えます。

 

そして、実は先日も、眼鏡がゆるんでいる気がしたので、調整してもらいにいってきました。
ただし、実際に購入したショッピングモールは、ちょっと遠かったため、別の支店でみてもらうことになりました。



最初は、同じ系列店で購入したとはいえ、信じてもらえるかしら?調整してくれるかしら?と恐る恐る店員さんに声をかけてみましたが、そんな私の不安を吹き飛ばすかのように、快くメガネの調整とクリーニングをしてくださいました。

 

さらに、驚くことに、ここでも名前を呼ばれましたので、オンラインで情報を共有しているといことです。なるほど。

 

相変わらず、接客も素晴らしく、大切な眼鏡を丁寧に販売している姿が、店員さん全員に染み込んでいるようです。

 

ものを買うとき顧客は、色んな価値観と基準で選びます。

値段も重要だろうし、アフターフォローの質も大事です。

 

ただ、物売りの魂の中に、「顧客を喜ばせたい」「顧客に対価以上の感動を与えたい」という、基本的なハートが宿っていて、それが顧客に届かなければ、物は売れないしリピーターもつきません。

それを知って努力し続ける企業こそ、永く愛される企業になるのです。
つくづく、それを思いしらされました。

 

そうそう。

眼鏡を調整してもらったときに、思い切って尋ねてみました。

 

「なんで、眼鏡をみただけで、私の名前が分かるんですか?」



すると店員さん。

「秘密の仕掛けがあるんですよ。」と微笑んで切り返してくださいました。

 

さすが、プロ。
顧客には、手の内はミステリアスに。

感動だけを届けるということです。

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