被災地のガレキでつくったストラップ「和」ring-project




今年の9月、震災後の三陸沿岸を訪れました。
海岸沿いの道路を車で南下していくと、
どこまでもどこまでも、終わらない津波の爪痕が広がります。
3.11の震災から6ヶ月後の被災地は、
更地になっている所もあり、
解体もされずに残された建物もあり、
これらが落ち着くには、
いったいどれくらいの時間がかかるのだろうか?と
目の前が真っ暗になるような感覚を覚えました。
宮古、釜石、気仙沼、大船渡、大槌、陸前高田、南三陸町、石巻。
通りすぎるだけのエリアもありましたが、
立ち寄れるエリアにはできるだけ車から降りて
被災地の中を歩いてみました。
土台だけになった家屋には、
CDや佃煮の瓶、メンバーズカードやぬいぐるみが
まだ、そのまま残っていて、そこにあった人の呼吸を感じます。
決して、それらはガレキでもなければゴミでもありません。
人が生きた足跡であり、記憶そのものでした。
これらの持ち主は、今どんな景色をみてるんだろう?
そう考えると胸が苦しくなります。
今日で、震災から9ヶ月を迎えます。
被災地のガレキ受け入れの問題が顕在化していますが
これらのガレキは、もともとは個人の財産でした。
だから、戻せるものなら元通りに戻して
持ち主の所に返してあげたいくらいです。



今、被災地では、これらのガレキを使った
ストラップを作り、販売するプロジェクト(「和」ring-project」)が起こっています。
許可を得たガレキをきれいに洗浄し、
ニス加工して、焼印を押してストラップにしています。
これらは、被災地の仮設住宅などで暮らす方々の
収入になっているとのことです。
このストラップが売れれば売れる程、
被災地の仕事・雇用につながるのです。
このストラップに焼き付けられている「和」という文字は
地元大槌町の書道家である小学生が書いたものです。
今ではガレキと呼ばれる木のかけらですが、

人々の生きた証を忘れない、
3.11を忘れない、
人と人とのつながりを忘れない、
人のやさしさを忘れない、
人の温もりを忘れない。
私には、そんなメッセージの込められた
ストラップに見えます。
すべてが、地元で考え、地元で実行している
この被災地発のプロジェクトを、私は応援しています。
【和】ring-project
現在は2種類のキーホルダーを販売中。
●津波によってなぎ倒された竹の削り出し仕上げ  ¥500
●津波によって倒壊した家屋の木材の削り出しニス仕上げ  ¥800
●津波によて倒壊した家屋の 木材のFRPコーティング仕上げ  ¥1200
上記の商品を それぞれ
釜石ver (バージョン)
大槌ver (バージョン)


でご用意しています。
工房・取扱店舗・ネットショッピングでお求め頂けます。