復興のあかり ホタテキャンドル


宮城県南三陸町歌津地区は、
3月の東日本大震災で大きな津波被害をうけました。
南三陸町といえば、ホタテ。
しかし、その名産のホタテの
水産加工工場も漁場も、船も、何もかも失いました。
私も、被災後の南三陸町に行った事がありますが
テレビで見る以上に、その爪痕は痛々しく、
「言葉にならない」とは、この事か….と思いました。
そんな中、先日、
南三陸町のホタテキャンドルというものがあることを
テレビで知りました。

南三陸町の歌津地区で、
30年以上もホタテの水産加工のお仕事を
してきた三浦弘子さん。

3.11の津波で水産加工会社の社長さんである
旦那さんを亡くしました。

工場も津波で破壊され、3.11以前の生活は
一瞬にして失ったそうです。

そんな、悲しみと絶望の中、
東京から被災地支援に来てくれた人に
キャンドルの作り方を教わり、
旦那さんが残してくれたホタテの貝に
手作りのキャンドルを作っています。

最初は、ボランティアの人へのお礼で渡していましたが
今では、復興への足がかりとなるよう
ビジネスとしてホタテキャンドルを販売しています。

私は、このホタテキャンドルの活動は、
非常に価値あるものだと思いました。

なぜなら、

何も無い所から、新たに売るものを作り出し
それを売る事で資金源にし、本来の事業の復興の
足がかりにしているからです。

この「何も無い」という所がポイントです。
何も無いというのは、本当に何も無いです。

私が見た、壊滅的な南三陸町には、
本当に何もありませんでした。

工場もなければ、機械もないし、
漁場もなければ、電気もないのですから。

ただ、存在していたのは『人の気持ち』です。

唯一残ったもので、
生活の糧を得るための活動を考えた、
前向きな気持ちです。

だからこそ、この活動はビジネスの基本だし
私たちが知っておかなければならないことだと思うのです。

もし今、目の前から仕事道具も顧客も
電気も住むとこも、何も無くなったらどうするか?

私はいつも、この答えを用意してビジネスをしています。
この震災をきっかけに、ビジネス(仕事)とは
私たちにとってどんな存在なのか?を
改めて考えさせられるきっかけになったと感じています。

この南三陸町の宮城県漁業協同組合 歌津支所女性部の
ホタテキャンドルは、私も出来る限り支援したいと考え
三浦弘子さんに連絡をとりました。

三浦弘子さん

webサイトや告知面で協力し、
多くの人に知っていただき、
支援の輪が広がって欲しいと思っています。

キャンドルは、自分の体を溶かしながら
周りを明るく照らします。


ホタテキャンドルをともしながら
南三陸町のみなさんの熱い気持ちを
その温度で感じてもらいたいです。




→webサイト http://www.seepa.jp/u/hotatecandle/
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