眼鏡鑑定士のいる眼鏡店


 

今日、新しいメガネを買った。

日頃はコンタクトだが、
目が疲れた時などは、1日中メガネで過ごす事もあり、
私にとっては体の一部になっている大事なもの。
だから、
きちんと選んで、
きちんと自分に合うメガネを選ぶ。
今日、メガネを新調したメガネ屋さんは、
実は、前々からそこで買おうと決めていたお店。
そう思ったのは、1年前くらいの出来事。
今かけているメガネのフレームが
ちょっと曲がってしまったとき
たまたま買い物をしている時にメガネ屋さんを見つけ
フレームをみてもらったことがある。
その時に、ものすごく丁寧にメガネについて教えてくれて
曲がったフレームを無料で修理してくれた。
普通ならば、お金にもならない修理よりも
買い替えを考えるようにセールスするだろう。
でも、そこのメガネ屋さんは、そうすることなく
あくまでもプロの立場で、専門的な話をしてくれた。
どんなフレームが目にいいのか、
実際に、メガネを選ぶ時に気をつける事など、
無償修理をしてくれただけでなく、
とてもためになる話をしてくれたのだった。
もちろん、
修理してくれたメガネは、
そこで買ったものでは無い。
あくまでもたまたま通りかかったメガネ屋さん。
その時に、そのメガネ屋さんは、
スタッフ全員が「眼鏡鑑定士」
という資格をもっていることを知った。
メガネ鑑定士は、
全国にも2,000人くらいしかいないという。
眼鏡店は、20,000店以上あるのに、
鑑定士の資格を持った人は大分少ない。
そういう有資格者によるサービスだからこそ、
こんなプロフェッショナルな対応をしてくれたのだと思う。
実際、今回メガネを買う時も、
非常に丁寧だった。
視力検査は、ものすごく丁寧で、
これまでやったことの無い検査を
長い時間かけてやってくれた。
メガネ店によって、こんなに検査内容も違うのか…とビックリしたほどだ。
顧客というものは、
どんなタイミングで、
どんなきっかけで、
感動を覚えるか分からない。
もちろん、前回私がフレームを修理してもらったことなど
店の人は全く知らないだろう。
でも、顧客である私は、それを覚えていて
意図的にそのお店で買っている。
お店の接客というものは、
その店の顔そのものであり、
経営方針そのものであり、
商品(サービス)そのものなのだ。
ほんのささいな出来事が顧客の記憶に刻まれ、
顧客の次の行動を促すきっかけとなる。
誰かの記憶に刻み込むのは感動。
感動を与えるために何ができるか?
日々、挑戦しつづけなければならないんだ、と
顧客の立場から商売を考えた1日だった。