黄色いベンチ


誰もいない無人駅。次来る電車が待ち遠しい。誰もいないと、自分だけを乗せる電車を待っているようだ。何度も何度も遠くの線路を覗き込む。ようやく来た、短くてかわいい電車。“黄色い線の内側までおさがりください”アナウンスがないから、心の中でつぶやいた。黄色いベンチだけが妙に明るい。

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