[シリーズ3.11] 南三陸町 福幸ふくろう




「ここまで津波がくるなんて思わなかったんですよねぇ。
でも、みんな流されてしまいました。 」

南三陸町の志津川地区にあるふくろうの館、宮城精工の高橋さんは
2年前の3.11の日の事を、こう話してくださいました。

 

確かに、工場のあった所と海はとても離れていて、
ここまで津波が来たなんてちょっと想像できません。

でも工場は土台ごと流されてしまい、商売をしていた工場は跡形もなく無くなってしまいました。

 

震災のあった3月11日の日は、“津波が起こってもここまではこないだろうけど念のため”と、すぐ非難をしたため従業員もみな無事だったそうです。それだけは本当に心から良かったと思います。

そして震災後、工場が流されてしまった事で、一度は、震災直後は廃業も考えたそうですが、従業員の事を考え、自分達に何かできることをやってみよう、と考えはじめたのが「ふくろう」のマスコット作り。「福幸ふくろう」と名づけ、福を呼ぶ震災復興グッズとして売り始めました。

 

今では、何もなくなった元工場跡地にプレハブを建て、アルバイトのお母さん方のミシンを並べ、地道に福幸ふくろうを作っています。

 



ふくろうの館のお母さん方がつくる「福幸ふくろう」は、手触りがプクプクとして、とても柔らかいマスコットです。ストラップやキーホルダーなどがあり、すべてのふくろうの表情は笑っています。

このふくろう達をみていると、おもわず見ているこっちもほんわかと笑ってしまいそうです。

 

震災後、沢山の辛く哀しい思いをした皆さんですが、ひとつひとつ手作りで作る笑顔のふくろうは、南三陸町に福を運んで来るような気持ちになります。

 

南三陸町で地元の雇用を守るために始めた、宮城精工さんのふくろう作り。
ぜひ、応援していただければと思います。

 

[vision_minimal_icon style=”announcement” url=”” target=”_self” lightbox_content=”” lightbox_description=””]福幸ふくろう[/vision_minimal_icon]