祇園の教訓 〜昇る人、昇りきらずに終わる人〜

(本ブログ記事は2013年1月31日に書いたものをリライトしています) 岩崎峰子さんは、京都祗園花柳界で100年に1人の芸妓、伝説の芸妓と呼ばれた有名な芸姑さんです。 祇園花柳界とは、舞や謡曲などの伝統芸を継承した舞妓や芸妓たちが、そこを訪れる客をもてなす場であり、厳しい訓練と教育をうけている芸妓の街です。誰もが知っている祇園ではありますが、なかなか敷居の高いエリアであることは間違いありません。 […]

違和感の正体(先崎彰容著)

  隣の人と頷きあうことで、みずからの心の純粋性に疑いを抱かなくて済む。 つまり解体した社会状況と、一気に一つの思想に吸収されたいという気分は、二つながら私たちの心に同居している。不安を接着剤にして。左右保守革新の別などない。(引用:※1)   先日読了した書籍に、こんな一文がある。 いくつも共感できる部分があったが、特にこの一文は、読みながら大きく頷いてしまった。 その書籍と […]

だめな人と だめでない人のために 哲学絵本『ぼくを探しに』

『何かが足りない だから ぼくは楽しくない』   このフレーズではじまる、有名な絵本 “ぼくを探しに”。   本作の著者は、シカゴ生まれの作家、シェル・シルヴァスタイン。『THE MISSING PIECE』という原作本の、日本語訳が『ぼくを探しに』である。   昔、この原作の英語の絵本 “THE MISSING PIECE”を使った小学校の授業風景をドキュメンタリー […]

『愛と尊敬は強制できない』 〜アドラー心理学入門〜

窓際のカーテンをぬって、ぬるい風がほっぺたを軽く叩く午後を思い出す。 学生時代、座学で学ぶ小難しい学問は、いつも眠かった。 心理学、社会学、人間関係論、教育学、人間学 etc…..   だいたい、学生にとって「概論」とか「総論」とか書かれた書籍は敬遠される。 本棚の奥深くしまいこまれ、卒業時までピカピカで保管される運命だ。どこか異次元の世界のようで、何を学びとれば良いのか解ら […]

書籍レビュー:学校で教えてくれない「分かりやすい説明」のルール

突然、 『昔は、こんなに知らない誰かの文章を読むことなんてあっただろうか?と思った。   “ここでいう知らない誰か”とは、プロのライターのように書くことを生業(なりわい)としている人ではない、一般素人の方々という意味だ。   インターネットが普及してからというもの、パソコンでWebサイトを閲覧していく行動を『ネットサーフィン』と呼ぶようになり、ネット上にあふれる文章を読む機会が […]

全国民推奨!「あいうべ体操」

先日、ある歯科セミナーについてのブログ記事をかきました。 (詳しくはこちら)   そのセミナーの講師 矯正医の大原輝久先生の講義の中で「あいうべ体操」という、ある顔面体操が出てきました。 「あいうべ体操」とは、福岡県で開業している今井一彰先生(みらいクリニック)が提唱している顔面体操で、そのまま字のとおり「あ」「い」「う」「べ」という口の動きを繰り返す体操のことで、口呼吸をしている人の舌 […]

書籍の紹介:枕を変えると健康になる(山田朱織氏)

私は、寝室の自分の枕を手作りしている。   手作りといっても、ものすごく大変なお裁縫をした訳でなく(笑)、ぺったんこの和座布団にタオルケットを敷いただけだ。 以前は、枕が変わる度に、肩こりや頭痛に見舞われたり大変だった。 朝起きた時に、頭のダルさを感じることも少なくなかったし、何よりも長い時間寝ないとなんとなくスッキリしなかった。   しかし、手作りの枕に変えてからというもの、 […]

直感で恋をし、分析で愛を深める、茂木健一郎著(2009)『脳は0.1秒で恋をする』

  『直感で恋をし、分析で愛を深める』 この小見出しが目に入り、私は、すぐこの本を買った。 茂木健一郎さんの「脳は0.1秒で恋をする」(PHP出版)。 茂木さんの分かりやすい脳科学の本は大好きで、何冊かもっているが、「恋」という視点でかかれたこの本もとても興味深いと思い、すぐ購入した。   まさに、この私の行動こそが、この本の第一章にかかれた脳のシステムだ。   脳は […]

「だいじょうぶ3組」「ありがとう3組」

先日、乙武 洋匡さんの小説、「だいじょうぶ3組」と「ありがとう3組」を読んだ。 「だいじょうぶ3組」は2010年に書かれた小説で、 「ありがとう3組」は、今年出版されたその続編だ。 どちらも、赤尾慎之介という、手足の無い小学校教師が主人公で、 5年3組の28人の生徒との、教育現場での出来事が小説として描かれている。   主人公の赤尾先生は、乙武氏本人だろう。 小説に出てくる子どもたちとの […]

The Missing Piece 〜ぼくを探しに〜

今日、NHKの番組で、ある小学校の ちょっと変わった英語の授業風景を見ました。 翻訳家が英語の先生をつとめ、 ある絵本の翻訳を通して、 子ども達が英語に触れる番組でした。 そこで教材としてとりあげていたのが The Missing Piece(Shel Silverstein作)という絵本。 日本では、ぼくを探しに(翻訳者: 倉橋由美子)と 翻訳されている絵本です。 It was missing […]